■良書!しかも文庫で安い。素敵。 ■キャリアデザインだなんていうと、ちょっと自分からはかけ離れた問題としてとらえつつ、本もそのように読み進めてしまいがち。この本の良いところは、キャリアデザインをぐっと読み手に引きつける書き方がされているところだ。労働環境の劇的な変化もそれを説明するに終わらない。「自分の職場や業界ではどうなんだろう?」と自分で自分に問いかけることのできる(もしくは社員同士で議論し合える)エクササイズが用意されているのだ。 ■「(1)キャリアの節目のデザインは、自分で選びとるということ。/(2)節目に指しかかるとき、あるいは、人生そのものが、他の人たちとのつながり、相互依存の中に自分がいるということ。/この2つは両立可能なのである。デザインとドリフトで使った言葉を繰り返せば、自分で選ぶことと、たくさんのアドバイスがネットワークからあるということとは表裏一体なのだ」←この部分が「キャリアカウンセラーの立場」と重なる部分もあって、とても興味深かった。