どんな自己啓発本よりもこの1冊

宮大工と建築技術の話かと思っていましたが、1ページ目から溢れる金言の数々。木を組む前に人の心を組め、木にも人にもクセがある、そのクセを見抜かなければいいものはできない、など、本当にそうだなとしか思えないことばかりです。 今は何でもかんでもマニュアル通りに動くことを求められていますが、西岡氏の言葉はそんな現代社会に対する警鐘のようにも感じました。 当然ですが各時代の建築様式の違いにも触れており、中学生の時、修学旅行で当時なんの興味もなかった法隆寺に行きましたが、この本を読んでから行けばかなり楽しい見学になったと思います。 また飛鳥時代を治めていた聖徳太子にも興味がわきました。 おそらくどの立場、どの年齢の人にも響く本だと思います。