著者がアメリカの研究機関で実際にウイルスを扱って研究しているだけあり、テレビ新聞ネットニュース雑誌で読んできた新型コロナ情報とは一線を画す。 記者との対話形式で構成されており、難しい内容ながら一般人にも理解しやすい。 当たり前のように打ってきた不活化ワクチンの歴史や仕組みから、米英で接種が始まる新型コロナウイルスワクチンのどういうところが新しいのか、気をつけるポイントやワクチンと免疫の関係も丁寧に解説されている。 コロナ禍でとんでもない誤情報に振り回されないための一定の知識を得られる本。 パンデミックがここまで世界を変えると想像していなかったが、その考えの甘さを自覚し、今後の変化に対応する覚悟が持てた。