通信や交通が整ってない等の当時の地域事情などによるのだろうが、三毛別の羆による食害事件がきちんと調査されてなかったというのが意外。 第二部の「ヒグマとの遭遇」では、筆者自身の羆とのニアミス体験がいくつか語られている。 「もし、あの時こういう行動をしていたら」「一緒にいた同僚が恐怖にかられていたら」と考えると、読んでるだけで背筋が寒くなるような恐ろしい体験談だった。 恐ろしい内容ではあるが、載っている羆による数々の事件の詳細や筆者の経験の一つ一つが、羆と人間の付き合い方・重大な事件に発展しないための知識である。 山菜取りや登山などで山に入ることが多い方は是非一読を。