≪どこにでもありそうな懐かしい場所なのに、この世のどこよりも果てしなく遠い≫このあたり。 最初の「ひみつ」からもうすっかり引き込まれていました。 ≪著者が丹精こめてつくりあげた、不穏で、温かな場所≫は、不思議が不思議のままで心地好い、そんな世界だ。 近藤聡乃さんのイラストがまたいい。 今いる場所に疲れたら、もう一度〈このあたり〉に迷い込んでみたい。