2011年刊行、18年文庫化の本書を23年にようやく読了。しをん嬢の作品も出版順に読み進めているのだが、他の著者の作品にかまけて、なかなか三浦作品がはかどらない。「はじめに」でよそゆき仕様(自社比)とのことだったが、相変わらずのしをん節で安心して読むことができた。エスタブリッシュメントからの依頼はないであろう(笑)。一番マジメな雰囲気が漂ったのは第四章。特に「お坊さんの力」は、つい最近母を亡くした自分に響くものがあった。