不安定かつ絶対な集団の恐ろしさ

学校についてのいじめの構造について書かれた本で、事例も豊富にありますが、社会に根付く集団の悪意についても言及しています。 以前からかねがね思っていたことがそのまんま書かれている本でした。 悪意と書きましたが集団のなかでは悪意ではないです。集団がある人間を叩いても良いスケープゴートとみなせば、どんな侮辱をしようとも暴行をしようとも、それに耐えられず相手が自殺しても正しいことになってしまうのです。 人が束になればどんなに恐ろしいことができるか。身震いさせられる本です。