シリーズ最終章

用心棒日月抄シリーズ第4作ですが、過去3作品とは趣を異にした作品です。 今回は、浪人することなく、正式な任務を負った16年振りの江戸出府であり、用心棒稼業に身を置くこともありません(細谷の助太刀はありますが・・・)。 また、過去3作品のように、斬り合いのシーンが詳細に描かれることもありません。 その点では、物語の緊迫感とスピード感は失われているように感じるのですが、その分、謎解きの面白さが作品の魅力となっています。 そして、シリーズ最終章として、かつての仲間達との再会と別れも描かれています。 このシリーズが終わりを迎えたことの、寂しさも感じますが、最後の終わり方には、清々しさも感じました。