マイノリティ当事者として読んでて辛かった

マイノリティ当事者として読んでて辛かった 読んでて、ぺこさんが結構りゅうちぇるさんを追い詰めたように感じた 「息子のため」と言いつつ「自分が理想とする(自分が正解だと信じてる)家族を実現したいエゴのため」(ご本人は認めないだろうけど)に見えた。「自分が育った環境を再現したい、それが絶対的な正解だから、じゃないと息子は幸せにならない」っていう思い込みが強いような… 「子供が絶対優先」っていうのは本当だと思うけど、同時に「『りゅうちぇるの人生』よりも「子供を優先してる『私の価値観』の方が大事」に見える 「勝手なことしたら許さない、2度と息子に会わせない」みたいな脅し… 気が狂うくらい無理が重なってるりゅうちぇるさんに、そんなこと言ったら、ぺこさんの希望を優先するしかなくなると思う 話し合いを重ねて折り合いをつけた、っていうのは嘘じゃないと思うけど、カミングアウトしたりゅうちぇるさんの方が立場が弱いわけだし、しかも優しくて自分を犠牲にしちゃう性格だとしたら、譲りすぎたんじゃないかな? 誰にもわかってもらえない苦悩を、人生ずっと抱えてきて、地獄だし、とてつもなく孤独だったと思う だから、ぺこさんと息子さんに2度と会えなくなるのが怖すぎて、冷静に考えられなかったと思う 「りゅうちぇるが自分で選んで、世の中に発表した」って強調してたけど、そうせざるを得なくなるまで追い詰めたのでは? マスコミが怖いなら海外で暮らすとか選択肢は無数にあったと思う あと、ぺこさんの場合自分の送りたい人生を思いっきり送れてきたと思う。でも自分を隠してきたりゅうちぇるさんは、これからやっと本当の自分としての人生を(本当は送りたかった人生を)スタートしたところだったと思う ずっと自分を隠してきて、地獄で、耐えられなくなって、ようやく本当の自分を模索し出したタイミングで、心身ともに不安定な状態で、それを世間に公表させられたのは、あまりにも酷だったのでは… りゅうちぇるさんの「糸がぷっつり切れた」っていうのも、自分の人生がどうでも良くなってしまった(それくらいショックだけど、もう疲れきってるし、一人になるのが怖いから、他に選択肢がないという)諦めや絶望の気持ちが含まれてたように感じる 自己責任論や正義感を振りかざして一番りゅうちぇるさんを苦しめたのは、世間じゃなくてぺこさんだったのでは?