「君主論」の誕生前夜
中世のヨーロッパをたぐいまれなる文筆力で描かれ、マキャベリズムとも呼ばれる現実主義的な政治・経済思想を生み出した中世から近代にかけてのヨーロッパのイタリアのルネッサンスに憧憬をかきたてられ、イタリア旅行をしたくてたまらなくなりました。
キリスト教の教会に縛られたヨーロッパの中世前期の空気から解放されて、生き生きとした人文主義の花開いたイタリアの空気を満喫しながら、少ない休みの日を癒されています。
それにしても15世紀から16世紀にかけての中世から近代(日本では近世)に向けての時代は、ヨーロッパも日本も戦乱の時代で、各国が統一国家建設に向けて躍動的に動いていた時代んなんだと感慨深くなりました。
マキャベリが生まれたのが1469年で、このあたりの日本での大事件は、1467年の応仁の乱です。イタリアでルネッサンスの花が開いているときに、フランスは絶対王政への道をひた進み、日本でもまた室町幕府の権威が失墜して、戦国時代から1603の江戸幕府成立を待つまでの戦乱の世の中になっているのですね。
日本が戦乱の世の中で織田信長を待っている間に、マキャベリが『君主論』を書き上げていたのですね。
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