長編待望論

デビュー30年の記念作品だそうな。猫好きで知られている作家だが、動物との関わりを中心にした6篇が収められている。馬をモチーフにした「乗る女」が良い。濡れ場を交えてあるのも、この作家らしい。猫を扱った「世界を取り戻す」また、おじいさんのシベリア体験を中心にした「訪れ」も読ませる。ただ、30年の記念なら、やはり長編を読みたい。