帯には減量に関する本、であるかのようなキャッチコピーが書かれてあります。きっと【売る】ためにはその方がいいのでしょうが、はっきり言って内容はそんじょそこらの薄っぺらなダイエット本などとは全く別次元。 槇村さとるが40代半ばを過ぎた時点で体の不調と真剣に向き合い、健やかに、心地良いからだで50代を迎えられるようにしよう!と決意し、そこから考えたことや実践したこと、などについて書かれた、いうなれば【中年期以降の美容・健康エッセイ】。 …あのね、すごくいい本でした。 安野モヨコの「美人画報」シリーズもすごくワクワクして好きなのですが、正直あのテンションは疲れる。対して、本書の槇村さとるのペースは、全く肩に力が入っていなくて、心地良い。 巷にはあらゆる種類の「美容本」「健康本」が溢れていて、ワークアウトヲタクかつ美容・健康ヲタクを自認する身としては色々読んではいますが、変に肩に力が入って空まわりしているのが多い…と思うんですよね。その力の入りっぷりが身体に悪そう…というような、本末転倒なものも少なくない。 ここ最近で読んだ中では、群を抜いて、本書が心地良く、共感もできた。これが年の功というやつなんでしょうか?この人、幸せオーラが出ていると思う。読んでいて、槇村さとるって、きっとすごく素敵な人なんだろうなぁ!と心底思った。 単なる美容・健康情報に留まらず、彼女の人生哲学にも通じる部分がたくさんあるのですが、読んでいて目から鱗だったり、新鮮な発見があったり。 非常に素敵な一冊でした。 かつ、槇村さとるのダンナさんも、すごく素敵。