「わたし」という一人称で語られる作品として、始めて読んだ作品だったと思います。今回新訳ということで、改めて読んでみたいと思いました。 それにしてもこの「わたし」の名前、一度も語られないなんて驚きです。語りが一人称であっても、会話の相手が呼びかけたりして、だいたい名前は分かるものなのに、夫はきみ、他の人はミセス・デ・ウィンターで、謎のままです。