永遠に…残り続ける。
瀬戸内寂聴さんの独特の優しい語り口調があたたかく優しい気持ちにさせてくれます。
『孤独で寂しいのが当たり前なのです。自分が寂しいから人の寂しさもわかる。愛とは思いやる心です。』
そして『愛もまた無常だということを知っていましょう』
(無常とは世の中に起こるすべてのことは移り変わる。心もまた無常です。)
瀬戸内寂聴さんは書かれています。
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私はこの本を今春に購入しまして、幾度となく読んでいる内に
ふっと気持ちが優しくなれるんですよね。
今という限りある時間をとても大切に思うんです。
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『人間なんて、ほんとに弱い者だということを自覚しておいた方がいいし、
だからといって、自分の弱さに甘えないことです。』
噛み締めて読んでいますと、私の人生において幼少期の頃の自分に
少し掠っていたりと教えられます。こればかりはとても難しい。
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『たいていの場合、欠点は美点で、美点は欠点にもなり得るのです。』
もっと深く見直すことを大切にしなければなりませんね。それでも…
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『挫折感の深い人はその分、愛の深い人になります。何の傷もつかず、
挫折も知らず育った人は、思いやりのない、自己本位の人になりがちです。
あなたは苦しんだ分だけ、深い愛の人に育っているのですよ。』
瀬戸内寂聴さんはこのような方を好きだと仰って下さいます。
それが私にとってどんなに心に沁みる文章であり、
また遠くで微笑んで下さるように感じます。
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『多く愛し、多く悩んだ人は、
その分他者の悲しみや苦しみを思いやる力がそなわります。
何度もいうように思いやる想像力こそ「愛」なのです。
もっともっと深く広く愛してください。』
とても感謝すべき文章ですね。私の経験も無駄ではなかったのだから。
本当の思いやりを大切な人へは愛を…
これからも伝えたり届けたりしていきたいです。
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