瀬戸内寂聴さんの独特の優しい語り口調があたたかく優しい気持ちにさせてくれます。 『孤独で寂しいのが当たり前なのです。自分が寂しいから人の寂しさもわかる。愛とは思いやる心です。』 そして『愛もまた無常だということを知っていましょう』 (無常とは世の中に起こるすべてのことは移り変わる。心もまた無常です。) 瀬戸内寂聴さんは書かれています。 * 私はこの本を今春に購入しまして、幾度となく読んでいる内に ふっと気持ちが優しくなれるんですよね。 今という限りある時間をとても大切に思うんです。 * 『人間なんて、ほんとに弱い者だということを自覚しておいた方がいいし、 だからといって、自分の弱さに甘えないことです。』 噛み締めて読んでいますと、私の人生において幼少期の頃の自分に 少し掠っていたりと教えられます。こればかりはとても難しい。 * 『たいていの場合、欠点は美点で、美点は欠点にもなり得るのです。』 もっと深く見直すことを大切にしなければなりませんね。それでも… * 『挫折感の深い人はその分、愛の深い人になります。何の傷もつかず、 挫折も知らず育った人は、思いやりのない、自己本位の人になりがちです。 あなたは苦しんだ分だけ、深い愛の人に育っているのですよ。』 瀬戸内寂聴さんはこのような方を好きだと仰って下さいます。 それが私にとってどんなに心に沁みる文章であり、 また遠くで微笑んで下さるように感じます。 * 『多く愛し、多く悩んだ人は、 その分他者の悲しみや苦しみを思いやる力がそなわります。 何度もいうように思いやる想像力こそ「愛」なのです。 もっともっと深く広く愛してください。』 とても感謝すべき文章ですね。私の経験も無駄ではなかったのだから。 本当の思いやりを大切な人へは愛を… これからも伝えたり届けたりしていきたいです。
人生を難しく考えすぎているなと思ったとき、感じたとき 「正負の法則」が脳裏をよぎり、美輪さんの本を何度も読み直します。 人間なんて完璧ではないのですから。 それでも、天界人魔界人の区別は必要。 誠、魔界人ならこの世でまともに生きていけませんしね。 美輪さんの幸福論の文につきましては、私も感じて生きてきました。 まさに感謝の気持ちをなしで愛、優、白を味わえないところにも共感致します。 * だから他人の考えに対し、良くも知らずにズケズケ言うものではありませんね。 ある程度、世の中の様々なものを見た人間が幸や不幸という括りにはめずに考えられるのですね。 「一生懸命働いて正直な人は信用があるからだれかが助けてくれる」 努力をして当たり前。「世の中そんなに甘くありません」に深く共感。 私も美輪さんと同じく愛情面に恵まれていた。 努力というものが現実的に生きて今があるのだと思います。 人を羨む前に血の滲むような努力をすること。 それが前職で歴史に名を残す数字をたたき出した私が美輪さんを尊敬するところです。 「働かざる者食うべからず」おっしゃる通り。 怠け者になればツケは必ず払わなければいけないと前半では主に書かれています。 * 人との付き合いも「親しき仲にも礼儀あり」 常日頃感じているまま、美輪さんは「腹六分」と、敬語丁寧語。 何か欲張り過ぎなんじゃないか?求めすぎていないか? 寂しさを埋めるかのように、勝手な都合を押し付けずに自分自身と向き合えばいいのです。 親身になることが「正」であるとして、距離をおいて余所余所しくすることが「負」であるならば 「正を六分、負を四分、更に一生を無事息災」に生きる方法。 日常の心得などのページではより詳細に書かれています。
私は、この本を読み終えて、良き内容や少し考えたい内容とたくさん詰まった文章が書かれていますので、レビューを書くに当たり、紙にたくさんメモしました。 しかしながら、どれを書くにも謙虚さや素直、正しさや筋を通すこと。 * 中盤には並大抵なスケールではなく、 『うろたえやごまかし、責任逃れ、事態にきちんと対峙し、自らの責任を認め説明すべきは説明し、正すべきは正していこうとする重量感ある言動が見られることは少ない。謙虚な気持ち、内省する心。「人間として正しい生き方」を心がける人でなくてはならないのです。シンプルな規範の意味を改めて考え直し、きちんと遵守する。「誠実」真面目に一生懸命働き生きる。困難があれば、成長させてくれる機会を与えてくれてありがとうと感謝。そして「勤勉」を通じ、精神的な豊かさ人格的な深み、趣味や遊びの楽しさは仕事の充実があってこそ味わえるもの。苦しさを超えての達成感。それに代わる喜びはこの世にないのです。基礎をつくり人格を磨いていく役目。人を思いやる心、当たり前の道徳、そうして職業観を教える教育』 * この辺りや最終章の途中では、本当に【書くという選択肢】が難しすぎましたね。 ただ、やはり私も夢や希望、明るい未来を考える以外になく、それぞれ自分自身の崇高な使命、人間としての正しさ、内なる輝きならもう大丈夫です。ゆっくりでいい。何かの歩みを止めず進んでいこう。清らかな私でありたいと、今改めて思います。
どんな人でも誰でも「心を磨く」という意識の気づきがあれば、そこから再スタートも新しいスタートもできるでしょうし、培った想いも積み重ねてきた想いも同じです。 謙虚であり、強かに真っすぐにひたすら道を歩きつつ、高い人間性を養い、そして人生観が変わり生きる勇気が湧くということは、生半可なことではなく、本気本物の精神で行うことが大切だと感じました。 「顔が心に出る」というお言葉は、目は心の窓だったり、目は口ほどにものをいう。少し近い部分もありますね。 善をなすことで心を高める。というお言葉は私は善悪の判断をきちんと守らなければ、社会では当然通じませんし、 そして、ある法則に関してとても共感しております。 先程の勇気の文章ですが「大義により」と書かれています、物事を大きさが圧倒された部分でございます。 大義により、真の勇気実行→そうして今までも今だってチャレンジしてきたじゃないか… それに今も今でチャレンジしているじゃないかと私自身思い、自信を持つことも稲盛様の本から感じることが少しずつできてきているのだと照らし合わせながら書いております。 心を磨くにはとことん鍛えることで、余計な欲望なんてないですし、考えられませんよね。 見つめ直すこと、見つめ直したいこと、それはそれで修正可能なら良いですし、たくさんあったとしてもオッケーだと思います。 そして、後半ページの愛についての文章はまさにおっしゃる通りだと感じております。 私は本当に、まだまだすべての途中で、決して稲盛様のような姿勢ではありませんし、恐れ多いですし。 ただ、時に客観的に自分で自分を見つめ、 今どのくらい「心を高める」ことができているのか、どのくらいきれいであるのか、高い人間性を磨く工夫はできてきているのか… 素晴らしい人格を身につけること、人生の本当の目的だと、生きる意味だと仰っています文章をじっくり噛み締めて生きていきたい。 心から今、私は思います。
「箱」というものが何なのか?妙に気になり購入させていただきました。 *人間関係や社会での在り方、人生観の見つめ直し* 何度か読む回数を重ねていく度、あらゆる捉え方の変化を真摯に受け止めたい→受け止められるって気づきが見つかります。 もちろん時に人によりけり全肯定はしなくとも、目標達成や実践へ向け今の私は実際にできているのか…ってひとつずつ楽になれていく時点で「箱」から出ているのね。 老若男女問わず誰しも心の奥底に知らずとして、持っているだろう思考はあるのではないでしょうか。自分自身と対話しながら、読む回数を重ねる度に心に自然と溶け込むような本にはめったに出会わないなって、私にとって、とても貴重な一冊となっています。 何かの検索ワードとなる言葉を入れた訳じゃないのに、ヒットしてこちらの本に出会えたなんて…ね。新しい幸せを感じます。 そして、これからも考えや気持ちを整理するためにも時々読ませていただきますね。
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孤独を生ききる
瀬戸内寂聴さんの独特の優しい語り口調があたたかく優しい気持ちにさせてくれます。 『孤独で寂しいのが当たり前なのです。自分が寂しいから人の寂しさもわかる。愛とは思いやる心です。』 そして『愛もまた無常だということを知っていましょう』 (無常とは世の中に起こるすべてのことは移り変わる。心もまた無常です。) 瀬戸内寂聴さんは書かれています。 * 私はこの本を今春に購入しまして、幾度となく読んでいる内に ふっと気持ちが優しくなれるんですよね。 今という限りある時間をとても大切に思うんです。 * 『人間なんて、ほんとに弱い者だということを自覚しておいた方がいいし、 だからといって、自分の弱さに甘えないことです。』 噛み締めて読んでいますと、私の人生において幼少期の頃の自分に 少し掠っていたりと教えられます。こればかりはとても難しい。 * 『たいていの場合、欠点は美点で、美点は欠点にもなり得るのです。』 もっと深く見直すことを大切にしなければなりませんね。それでも… * 『挫折感の深い人はその分、愛の深い人になります。何の傷もつかず、 挫折も知らず育った人は、思いやりのない、自己本位の人になりがちです。 あなたは苦しんだ分だけ、深い愛の人に育っているのですよ。』 瀬戸内寂聴さんはこのような方を好きだと仰って下さいます。 それが私にとってどんなに心に沁みる文章であり、 また遠くで微笑んで下さるように感じます。 * 『多く愛し、多く悩んだ人は、 その分他者の悲しみや苦しみを思いやる力がそなわります。 何度もいうように思いやる想像力こそ「愛」なのです。 もっともっと深く広く愛してください。』 とても感謝すべき文章ですね。私の経験も無駄ではなかったのだから。 本当の思いやりを大切な人へは愛を… これからも伝えたり届けたりしていきたいです。
ああ正負の法則
人生を難しく考えすぎているなと思ったとき、感じたとき 「正負の法則」が脳裏をよぎり、美輪さんの本を何度も読み直します。 人間なんて完璧ではないのですから。 それでも、天界人魔界人の区別は必要。 誠、魔界人ならこの世でまともに生きていけませんしね。 美輪さんの幸福論の文につきましては、私も感じて生きてきました。 まさに感謝の気持ちをなしで愛、優、白を味わえないところにも共感致します。 * だから他人の考えに対し、良くも知らずにズケズケ言うものではありませんね。 ある程度、世の中の様々なものを見た人間が幸や不幸という括りにはめずに考えられるのですね。 「一生懸命働いて正直な人は信用があるからだれかが助けてくれる」 努力をして当たり前。「世の中そんなに甘くありません」に深く共感。 私も美輪さんと同じく愛情面に恵まれていた。 努力というものが現実的に生きて今があるのだと思います。 人を羨む前に血の滲むような努力をすること。 それが前職で歴史に名を残す数字をたたき出した私が美輪さんを尊敬するところです。 「働かざる者食うべからず」おっしゃる通り。 怠け者になればツケは必ず払わなければいけないと前半では主に書かれています。 * 人との付き合いも「親しき仲にも礼儀あり」 常日頃感じているまま、美輪さんは「腹六分」と、敬語丁寧語。 何か欲張り過ぎなんじゃないか?求めすぎていないか? 寂しさを埋めるかのように、勝手な都合を押し付けずに自分自身と向き合えばいいのです。 親身になることが「正」であるとして、距離をおいて余所余所しくすることが「負」であるならば 「正を六分、負を四分、更に一生を無事息災」に生きる方法。 日常の心得などのページではより詳細に書かれています。
生き方
私は、この本を読み終えて、良き内容や少し考えたい内容とたくさん詰まった文章が書かれていますので、レビューを書くに当たり、紙にたくさんメモしました。 しかしながら、どれを書くにも謙虚さや素直、正しさや筋を通すこと。 * 中盤には並大抵なスケールではなく、 『うろたえやごまかし、責任逃れ、事態にきちんと対峙し、自らの責任を認め説明すべきは説明し、正すべきは正していこうとする重量感ある言動が見られることは少ない。謙虚な気持ち、内省する心。「人間として正しい生き方」を心がける人でなくてはならないのです。シンプルな規範の意味を改めて考え直し、きちんと遵守する。「誠実」真面目に一生懸命働き生きる。困難があれば、成長させてくれる機会を与えてくれてありがとうと感謝。そして「勤勉」を通じ、精神的な豊かさ人格的な深み、趣味や遊びの楽しさは仕事の充実があってこそ味わえるもの。苦しさを超えての達成感。それに代わる喜びはこの世にないのです。基礎をつくり人格を磨いていく役目。人を思いやる心、当たり前の道徳、そうして職業観を教える教育』 * この辺りや最終章の途中では、本当に【書くという選択肢】が難しすぎましたね。 ただ、やはり私も夢や希望、明るい未来を考える以外になく、それぞれ自分自身の崇高な使命、人間としての正しさ、内なる輝きならもう大丈夫です。ゆっくりでいい。何かの歩みを止めず進んでいこう。清らかな私でありたいと、今改めて思います。
稲盛和夫の哲学
どんな人でも誰でも「心を磨く」という意識の気づきがあれば、そこから再スタートも新しいスタートもできるでしょうし、培った想いも積み重ねてきた想いも同じです。 謙虚であり、強かに真っすぐにひたすら道を歩きつつ、高い人間性を養い、そして人生観が変わり生きる勇気が湧くということは、生半可なことではなく、本気本物の精神で行うことが大切だと感じました。 「顔が心に出る」というお言葉は、目は心の窓だったり、目は口ほどにものをいう。少し近い部分もありますね。 善をなすことで心を高める。というお言葉は私は善悪の判断をきちんと守らなければ、社会では当然通じませんし、 そして、ある法則に関してとても共感しております。 先程の勇気の文章ですが「大義により」と書かれています、物事を大きさが圧倒された部分でございます。 大義により、真の勇気実行→そうして今までも今だってチャレンジしてきたじゃないか… それに今も今でチャレンジしているじゃないかと私自身思い、自信を持つことも稲盛様の本から感じることが少しずつできてきているのだと照らし合わせながら書いております。 心を磨くにはとことん鍛えることで、余計な欲望なんてないですし、考えられませんよね。 見つめ直すこと、見つめ直したいこと、それはそれで修正可能なら良いですし、たくさんあったとしてもオッケーだと思います。 そして、後半ページの愛についての文章はまさにおっしゃる通りだと感じております。 私は本当に、まだまだすべての途中で、決して稲盛様のような姿勢ではありませんし、恐れ多いですし。 ただ、時に客観的に自分で自分を見つめ、 今どのくらい「心を高める」ことができているのか、どのくらいきれいであるのか、高い人間性を磨く工夫はできてきているのか… 素晴らしい人格を身につけること、人生の本当の目的だと、生きる意味だと仰っています文章をじっくり噛み締めて生きていきたい。 心から今、私は思います。
自分の小さな「箱」から脱出する方法
「箱」というものが何なのか?妙に気になり購入させていただきました。 *人間関係や社会での在り方、人生観の見つめ直し* 何度か読む回数を重ねていく度、あらゆる捉え方の変化を真摯に受け止めたい→受け止められるって気づきが見つかります。 もちろん時に人によりけり全肯定はしなくとも、目標達成や実践へ向け今の私は実際にできているのか…ってひとつずつ楽になれていく時点で「箱」から出ているのね。 老若男女問わず誰しも心の奥底に知らずとして、持っているだろう思考はあるのではないでしょうか。自分自身と対話しながら、読む回数を重ねる度に心に自然と溶け込むような本にはめったに出会わないなって、私にとって、とても貴重な一冊となっています。 何かの検索ワードとなる言葉を入れた訳じゃないのに、ヒットしてこちらの本に出会えたなんて…ね。新しい幸せを感じます。 そして、これからも考えや気持ちを整理するためにも時々読ませていただきますね。