任侠道まっしぐら
総勢6名の極小ながらも人情味溢れる昔ながらのヤクザ一家。その業界で顔が広く貫禄十分で人望の篤い阿岐本雄蔵親分。親分の道楽的な人助けに苦悩しながらも組を取りまとめる日村誠司代貸(主人公)、そして個性豊かな子分たち。阿岐本親分の元に持ち込まれた一風変わった経営再建に取り組む一家の活躍を描く、その第4弾!
*
今度の舞台は古びた銭湯!?乗り気な組員たちの一方、不安でいっぱいの日村。こんな時代にどうやって。そして阿岐本組は銭湯の勉強と福利厚生(?)を兼ねてなぜか道後温泉へ。
*
おおらかな親分、心配性の代貸、素直で実直な子分たちが任侠道まっしぐら。あの気弱なマル暴刑事まで登場し、今回もとても面白かったです。ついでに、銭湯って結構いろんな補助が付いてるんですね、勉強になりました。
-----
■任侠とは?(ネット調べ)
任侠とは本来、仁義を重んじ、困っていたり苦しんでいたりする人を見ると放っておけず、彼らを助けるために体を張る自己犠牲的精神や人の性質を指す語。
■本書の基本情報
・筆者:今野 敏(コンノ ビン)
・略歴:1955年北海道生まれ。上智大学在学中の’78年にデビュー。警察小説の人気シリーズを数多く手がける。’99年より空手道今野塾を主宰、臨場感溢れる武道小説にも定評がある。2006年『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、’08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞、'17年には「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。空手の源流を追求する、「空手道今野塾」を主宰。
・出版:中央公論新社
・発売:2021年2月
・ページ数:377p
■これまでに購読した今野敏の著書
・「東京湾岸臨海署安積班」シリーズ(7巻)
・「警視庁強行犯係・樋口顕」(全3巻)
・「38口径の告発」
・「隠蔽捜査」
・「任侠」シリーズ … 任侠書房、任侠学園、任侠病院、(本書)
・「マル暴甘糟」
・「マル暴総監」
-----
◆AFP情報 … ジャンル:本・雑誌・コミック、料率:3%
他のユーザのコメント