救われました

夫と子供、同僚など私には身近な存在に発達障害者がいます。 発達障害に関する本も読み漁り、その個性を理解しようと努力もしたつもりです。 しかしその特有な個性は共同生活する上で、大変私を悩ませ苦しめ負担を強いられ、私自身出口のないストレスから体調を崩してしまいました。 発達障害当事者の感覚は当事者になってみなければ分からないし、 非当事者の感覚も当事者には分からない。 分からない者同士が互いに被害者意識を持ちながら、加害者でもある。 この本を読んでそんな悪循環から抜け出せそうな気がしています。 発達障害者に対して腹を立てたり、理解ができない自分を責めたりしてきましたが、誰も悪くなかったのだと思えてきました。 著者は当事者と非当事者の両方を経験された方で、両方の立場の感覚や想いをリアルに表現されています。 専門書を読んでも関わり方やサポートの仕方がイマイチ分からない方には必読です。 私はこの本を読んでから心が穏やかになり、発達障害の子供に対しても叱ることがなくなりましたし、接し方やサポートの仕方も要領を得てきました。 子供にとっても理解してもらえてる安心感と、求めるサポートが得られることで落ち着いてきました。 また子供の将来を考える意味でも、子供にも読んでもらおうと思っていたところ本人から読みたいと言ってきました。 当事者、非当事者の両方にとって、長いトンネルから抜け出せるとても良い本だと思いました。 著者の鈴木大介氏には感謝の気持ちでいっぱいです。 ぜひドラマ化して頂きたいです。 発達障害だと分からないまま辛い想いをしている当事者、その周りの人々もたくさんいると思いますので。