人物描写

県警の警察学校。教官の風間公近が主人公だが、助教の尾凪尊彦が同等の役割で登場。6章から成る連作短編。毎回、個性的な学生を巡り物語は展開する。何らかの事情から校則を破り、それは法を犯す場合もあって退校措置となるのだが、それぞれ読ませる内容だ。とりわけて興味深いのは、6作目の「カリギュラの犠牲」か。またプロローグ、エピローグいずれも秀逸で、内容を引き立てている。