幸か不幸か、舞台も映画も見たことがないので、素直に原作を読めたと思う。音声学者としては天才的なヒギンズが、貧民街に住まい花売りで日銭を稼ぐ、恐ろしく訛りのきついイライザに対して、最後まで彼女の心情に理解を示さない嫌な男として描かれているので、この原作の結末は至極当然だった。