母親の死の真相を知らず、何も疑うことなく28年間生き続けてきた主人公が、父親から通帳を渡されたことで、自分の過去を知りたいと思うようになり、いろんな人と接触し、自分の本当の気持に気づいていく。 ストーリー的には、ちょっとくどいと思うところもあるけれど、主人公が、週刊誌の編集者に「なぜ、自分に接触してきたのか?」と問いただすところに一番引き込まれた。 初めて額賀さんの文章に触れたけれども、とても読みやすく「感涙必至」と帯に書かれていなければ、泣けたであろう作品