者は、Covid19流行前に取材を開始、当然ダウドナのノーベル賞受賞前、絶妙なタイミングである。ゲノム編集技術クリスパー・キャス9により「人類は、自らの遺伝子構造を編集する能力を身につけた初めての種」になった。そのことが生み出した倫理的な問い。そんな中でのCovid19の流行。我々はmRNAワクチンの恩恵で社会活動を取り戻しつつある。ゲノム編集技術を得た人類はどこに行くのか?どう活用するのか?今答えはでないが、重要な問いである。そして「純粋な好奇心」を出発点にした基礎科学の重要性も本書の重要なテーマだ。