暴力シーンと台詞の面白さ

元大阪府警の暴力団担当刑事、堀内と伊達が、消えた五億円の金塊を追って暴れまわる。ヤバい過去があって刑事を依願退職した二人だけに警察手帳は使えないが、その分、手荒な真似も辞さない。ヤクザ、半グレを相手に大阪はもとより、九州、名古屋などを転々と走り回る。いわばご当地サービスと言ったところ。暴力シーンの壮絶さと、一転、台詞の面白さが相まって、相変わらず読ませる。大阪弁ならではの台詞は、いつものこと。楽しく笑わせる。