熱い

この実話の小説(日記)は、まだインターネットもまったくなく 1$が300円台の固定レートだった時代にサハラ砂漠を単独横断した 一人の男性の話。 自体背景を考慮して読むとよくも旅立ったなと思うけれども、 今の時代にこの冒険をしたとしたら、非常に非難されるのではとも思う。 どうしてこの旅に出たかは上温湯青年の素直な無謀さというか、 20歳前後の若々しい感情として文章にたくさん溢れている。 正直、旅には先立つものは必要だし、彼の行動が引き起こした 最初のラクダの結末が不憫でならないし そこで気づいた気づきが結局お金の関係からか次には活かされておらず 起こるべくして起こってしまった事故のような気もする。 読んでいて残されたご家族は非常に辛かったろうと思う。 決して誉められる冒険譚ではないけれど、青春小説の1つとしては面白い、かな。