ややネタバレあり

前々巻くらいから始まった怒涛の「大きな流れ」の伏線回収がいよいよクライマックスを迎えます。 大きく広げすぎた感のあった風呂敷がどのようにたたまれていくか見モノでしたが、三巻分使ってうま~くオチへと集約しています。 結局のところ、春菜が金屋子さんの思惑にはまらなかったのは、金屋子さんは神であるので永遠に生きる一方、春菜は人間なので今、この刹那が何よりも重要であるという時間概念の違いにあった、と私個人は理解しました。 時間とともに薄れなくなっていくよと言われても、春菜にとっては今、目の前にいる仙龍と彼とともにある一瞬一瞬のすべてが価値あるものなので意味がない。 すっきりと腑に落ちました。 納得のいくラストシーンでした。 次のシリーズも楽しみです。