農業高校出身のわたしは、授業や実習のことなど登場人物たちに共感する部分が多いので、自分の学生生活を懐かしく思い出しつつ、楽しく読んでいます。3巻もじっくりゆっくり丁寧に読みました。 「生きるって何だろう」、「死ぬってなんだろう」、「生き物ってなんだろう」、「生き物を生かし育てること、そして人間の都合で屠ることってなんだろう」という、霊長類として動物界のトップに君臨している人間(君臨していると勝手に思い込んでいる人間)、にとって非常に大切なテーマで描かれている真面目な作品だとは思いますが、良くも悪くも地味で、何故これ程までに人気があり、コミックスの売り上げが良いのか不思議です。主たる読者の年齢層はどこら辺なのでしょう?わたしは大人が多いような気がするんですが。 「この作品が大好きだ!」と思っている小中学生や、一般の高校に通っている高校生の子は、えらく大人で、真面目で、しっかりとした、頭の良い子なんじゃないでしょうか。少年少女と呼ばれる年齢の子たちがこの作品の良さを完璧に理解するためには思慮深さが必須だと、大人と呼ばれる年齢のわたしはそう思います。