楽しく読めた!

世界観が素敵で凄く引き込まれた。丹導術という術式を用いて水や風を操作するのだが、科学的な解説がついていて、よくある「魔法だからなんでもあり」ではなく、納得感があるところがいい。 森の奥に棲む水蜘蛛族や、砂漠の民など、主要キャラが全員魅力的なところもいい。良く言えば主要キャラ全員が主役になれそう。その分、誰かに感情移入しながら読み進めてしまうと、書き込み不足となり消化不良をおこしそう。主役のいない群像劇といったところか。 スピード感もあり、テンポ良く進んでいく。冗長な部分もなかったように思う。もう少し余韻があってもいいかなと思うが、これは好みの問題か。 続編があったらぜひ読みたいと思っていたところ、近々出るようなので楽しみだ。消化不良の推しキャラが出てくると嬉しいな。