全力でまじめにバカをやる

先に映画を見て、元の前田建設の取り組みに興味を持ったのがきっかけで本書を手に取りました。 現実のゼネコン会社が「もしマジンガーZの格納庫を作ったらどれくらいかかるか」というのを、まじめに検討した本です。 プール(汚水処理場)が割れて中から巨大ロボットがせりあがって出動するあの有名な出撃シーン。 プールの底を開く技術、閉じているときに水漏れしない技術、「マジーン、ゴー!」の掛け声からパイルダーオンまでの10秒に満たない間に格納庫から地上に出現するジャッキアップシステムなどなど、アニメでは何気なく描かれているシーンから必要な設備を考えています。 いい大人たちが真剣に取り組んでいるからこそ、こちらの心を打つのだと思います。 最終的にはじき出される工費と工期には説得力があります。