両親を思います。

昭和27年生まれの68歳です。 ちば作品は「ちかいの魔球」 から連載時愛読しております。 トキワ荘系の作品も好きなのですが、ちば作品はすべて現実世界の舞台にある キャラであり、感情移入のしやすい作品世界に思います。 もちろん松太郎や鉄平のように現実に存在しないと思われるキャラもありますが、 彼らが現実世界にいる想定と他の人々との格差に面白さがあると思います。 実は私の両親も戦中満州におり、戦前は兵役経験もありましたが戦中は繊維商社の 民間人でした。それだけに引き上げ当時の話は子供の頃から何度も聞かされております。 同じように満州の大地を移動してようやく引き上げ船に乗る場面などは 両親のことを思いました。 残念ながら引き上げ船の中で赤ん坊を死なせてしまったことを母は何度も 語っておりました。平和な時代の子育ては本当にありがたいことです。 「ひねもすのたり日記」は全巻、思いをもって読ませて頂きました。 続編を楽しみにしております。