初めての特捜本部に入った拓真
堂場さんの著書、特に刑事ものは事件捜査の展開の面白さと、登場人物の人間味たっぷりの描写がすばらしいですね。
本書は、主人公の一之瀬拓真が交番勤務から25歳で千代田署刑事課強行犯係に、そして警視庁捜査一課異動転属した新人刑事の成長の姿を描く、その第4弾です。
海浜公園のゴミ箱から、切断された女性の腕が発見され特捜本部の帳場が立つ。その女性が出身大学が拓真と同じとわかり、鑑取りに向う。そしてその容疑者として同学年で知り合いだった男が浮かび上がる。そんな中、新たなバラバラ死体が見つかり、特捜本部は騒然とする。最終盤で拓真が銃を抜き、撃つか否か迫られるが。。。
同輩、先輩、一課係長や課長の叱咤激励、薫陶を受け、一課刑事として成長していく姿が見物。
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■本書の基本情報
・筆者:堂場瞬一(ドウバ シュンイチ)
・略歴:1963年茨城県生まれ。2000年『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説などさまざまな題材の小説を発表している。
・出版: 中央公論新社
・発売:2016年6月
・ページ数:493p
■これまでに購読した堂場瞬一の著書
・「刑事・鳴沢 了」(全10巻)
・「検事・城戸 南」
・「警視庁失踪課・高城賢吾」(全10巻)
・「棘の街」
・「検証捜査」
・「警視庁追跡捜査係」(全5巻)
・「長き雨の烙印」
・「アナザーフェイス」…第7巻まで
・「捜査一課・澤村慶司」…第2巻まで
・「刑事の挑戦・一ノ瀬拓真」…本書第3巻まで
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