ディズニーとは全く違う雰囲気!

ディズニー映画のほうは知っていましたが、 原作に興味がわき、読みました。 今まで全く知らなかったストーリーの深さでした。 一回読んだだけではこの作品の本当の意味を汲み取ることはできないと思います。 小学校中級からとはなっていますが、子供でなくても、普段は気付かないほど当たり前だけれどとても大切なこと、というのに気付かされると思います。 「大人になる」「子供でいる」ということの意味を考えさせられます。 御伽噺であるという非現実感があるのに、随所ではっとさせられるほどの現実的な風景が入り混じり、物悲しさが漂う一文一文にとても感動しました。 他では、児童向けとして読みやすく書き改められた版も発売されているそうですが、原書のもつ独特の雰囲気を感じられるのは福音館文庫版のこちらだと思います。 子供の頃に一回、そして大人になってからもう一度、じっくり読みたい作品です。