かれんさんの審美眼と魅力
桐島かれんさんが自らの目で見つけた世界中の雑貨や工芸品を紹介し、自分の半生を書いた「物がたり」。
一見華やかでブランド物で身を固めていそうなイメージを持たれているかもしれませんが、さにあらず。
若いころから世界を旅し磨いてきたご自分の審美眼で選んだ逸品の数々。もちろん桐島家ゆかりの方から頂いたものもあります。
チベットの家具=写真1=、大叔母さまからもらったアフリカの銀のネックレス=写真2。ご主人の趣味で買われたタイのセラドン焼の壺=写真3。
それらが彼女の家、生活を彩り、家自身の魅力を育て上げている様子がうかがえます。写真派御主人の写真家・上田義彦氏。20分ほどで二人で準備して撮影されたものもあるとか。夫婦の息がばっちりあっているところも告白されていてほほえましいです。まさにスイートホーム。
また、後半には家を持つにいたったかれんさんの半生が語られています。母親のエッセイスト桐島洋子さんを反面教師にしながらも、その桐島家から受け継がれた「自立」「責任感」「生活力」「勇気」についての物語でもあります。
年齢を重ねた母や女性を魅力的だと語るかれんさん。そんなかれんさんもまた魅力的で、あんな大人の女性になりたいと思うのでありました。
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