子供と一緒に夢を見ます

5歳の子供には早かったようなので、いちいち解説しながら読み聞かせました。それでも、子供は、『フォントルローイ!』などと叫んだりしながら聞いていたので、楽しんでくれたのではないでしょうか。 ★小公女の方が有名なのかもしれませんが、バーネットが子供向けの作品で初期に書いて有名になった本はこちらです。 ★作者バーネットの生い立ちとも関連があるとのことなのですが、主人公セドリックは、独立戦争後のアメリカで生まれ、イギリスへ旅立ちます。当時の新世界の片隅と、侯爵の住むパークの姿の描写が対比的でかつ印象的で読む人の心を引きつけます。 ★小公子フォントルロイ=セドリックは、本当にすばらしい人物に描かれています。私達が最近耳にしたり目にしたりする現実に即した写実的なドラマや映画、著作などと違って、おとぎ話的な夢の世界を感じさせてくれる、大人が読んでも、ホッとする作品です。