ここ数年、東京では再開発が大きく進み、昔の面影を残す町並みが急激に目の前から消えています。防災の観点からは必要なのかもしれませんが・・・ 赤線という言葉自体、最近ある街へ訪れた際に知るようになったのですが、東京にも過去には赤線地帯が多数存在し、何より今ではそうしたものの存在が全く想像も出来ない場所に赤線地帯があったことは大きな驚きでした。 既に本書に紹介されている建物の多くは建て替えや再開発により現存しないことが本書にも記載されていますが、発刊年から既に数年経過していることを考慮すると、現存している建物はごくわずかである可能性が高いので、散歩ガイドとしてどの程度役に立つかは未知数かもしれません。 それぞれの赤線地帯が成立した背景に関する記述などは、東京に長年住んでいる方ほど、興味深く読むことが出来るのではないでしょうか。