どの本もそうですが、この作品は特に森茉莉さんらしさがあふれている気がします。 自分が大切にしているものは、人にはガラクタに見えるかもしれない。けれども研ぎ澄まされた感性で選び抜いたものだけに囲まれての暮らしは何ものにも代えがたい。自分だけが知る幸福感。 読んでいて、その心地良さが伝わるようで楽しく、とても同感する部分もありました。