水について考える

本書は、世界の飲料水について書かれています。 第三世界の水道事業は、公共事業だったが、世界銀行やWTOの圧力により、 民営化を強要され、多国籍企業が運営を行う状況になった。 企業が運営するので、利益優先で水を売るようになる。 その結果、水道料金が上がり貧困層は、食料よりも高い水を 購入しなければならなくなったり、利益優先の弊害より 水質管理は徹底されず、不衛生な水が供給される事例が紹介されている。 日本では、水道事業は公共事業なので、水道水を安くて安全な水を手に入れることができるが、 水道事業を民営化した場合は、上記に示した事例が起こらないとも限らない。 今後の水道事業について考えさせられる本です。