くっつかない糊をどう売る?

硬派系の「警察」ものが面白い作家さんですが、少し砕けた「任侠」ものも結構楽しめたので、それに類するであろう本作品を購入しました。 * 老舗糊メーカー・スナマチ株式会社は創業以来の大ピンチ。社運をかけ新製品開発を行うも、できあがったのは“くっつかない糊”!?そんなもの売れるのかと頭を抱える新入社員の啓太と、「俺に売れないものはない」と豪語するベテラン社員の本庄。窮地に陥った会社を救うべく、営業マンたちの闘いが始まった!ユーモアたっぷりサラリーマン応援小説。 * 新入社員・丸橋啓太とやり手の営業部員で啓太の教育係のベテラン社員・本庄史郎を中心に、くっつかない糊を売れる製品とするかを検討する社員らのアイデア出しとそれを検討する過程が面白いですね。 ■本書の基本情報 ・筆者:今野 敏(コンノ ビン) ・略歴:1955年北海道生まれ。上智大学在学中の’78年にデビュー。警察小説の人気シリーズを数多く手がける。’99年より空手道今野塾を主宰、臨場感溢れる武道小説にも定評がある。2006年『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、’08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。 ・出版:中央公論新社 ・発売:2020年1月 ・ページ数:280p ■これまでに購読した今野敏の著書 ・「東京湾岸臨海署安積班」シリーズ(7巻) ・「警視庁強行犯係・樋口顕」(全3巻) ・「38口径の告発」 ・「隠蔽捜査」 ・「任侠」シリーズ … 任侠書房、任侠学園、任侠病院 ・「マル暴甘糟」 ・「マル暴総監」 ----- ◆AFP情報 … ジャンル:本・雑誌・コミック、料率:3%