面白いです。

「樹木にもある高さまではまっすぐに生長したのが、急に見苦しい形にねじれてくるのがあるだろう?」「何が原因か知らないが、モーラン大佐は悪のほうへぐれだした。」『空家の冒険』でジョン・ワトソンがモラン大佐が立派な軍歴を持っていることに言及した時のシャーロックの台詞だ。聖典の場合モラン大佐は一作で消える敵役に過ぎない。だから「なぜ彼が悪に傾いたか」は掘り下げる必要はない。しかし本篇はモリア―ティの副心の部下という大きな脇役なのでそんな扱いでは済まない。というわけでモラン大佐の過去が明かされる。探偵と相談役再会。