吉野先生とは、相当前になりますが、一度だけ学会でお会いしたことがあります。英語が堪能でユーモアのある、ちょっと毒舌の異彩を放った先生で、どこの研究室の方かと思ったら、辻調と聞いてびっくりでした。 「僕は麦が好きでね、アメリカの麦畑に麦を播きにいって」なんて話をされてましたが、パンの本を何冊も書いてられるのを知って、今回こちらを購入しました。 この本の内容は、辻調らしくパンレシピが丁寧に書いてありますが、単なる製パンのお料理本ではなく、パンの生地とのやりとり、対話のようなものが伝わってきます。