受けキャラが好みでツボりました。

2003年の作品の加筆訂正版とのこと。私は初読みなので面白かったです。年下攻めの基本形みたいな感じで楽しめました。この(上)巻では二人の出逢い、シナリオデートを繰り返すうちに互いに意識し始めて、二人がそれぞれに恋に振り回されて悩み出し、肌に触れあうまで急接近するものの受けのズレた言動がもとになってまた距離が出来てしまい、消沈していく二人が描かれてます。「恋をした事はない。三十路手前で童貞だが自己処理してるし不自由していない。それでも小説は書ける」そんな事をと淡々と真顔で言う受けに唖然とする攻め。二人のシーンはどれも切なくも微笑ましいです。変人で口が悪くて情緒が欠落しているけれど美人で天然ボケな受けが可愛くてツボりました。受けと攻めの双方の視点で書かれているのと、地に足がついた落ち着いた感じが読み易い作品。