竹林…の続編 戦後の引き揚げ
「竹林はるか遠く」の続編です。
「竹林はるか遠く」は、1933生まれの少女(著者)が、朝鮮半島の北方で終戦を迎え、母と姉とともに、半島を縦断し、日本に引き揚げてくる、途中、他国の兵士らに襲われたり、食料も無く、つらくて泣きたくなるようなお話です。
現在、この物語はアメリカで教科書に載り、「優秀図書」として取り上げられています。
「続編」のほうは、日本に引き揚げてきたのに母を亡くし、主人公の少女(著者)が、姉と、その後、引き揚げてきた兄と、3人で力を合わせ、理不尽にも負けずに、居所のわからない父が帰ってくることを祈りながら、一所懸命に生きる姿が書かれています。
満州や朝鮮、中国から、終戦で逃げるように、日本へ向かう日本人の中には、祖国の土を踏めなかった方々が、大勢いらしたことを思うと、複雑でせつない思いがします。
「戦争をしてはいけない」
そう思います。
子供の頃の少女の目線で語られているので、小学校高学年以上なら、読めると思います。
ぜひ、夏休みに読んで、現在も世界は内戦やテロなどが頻発していますが、戦争の無い今の日本と、自身の暮らしがいかに恵まれているかを、かみしめてください。
子供のお父さん、お母さん世代の方にも、お薦めです。
20150629-0882919131
他のユーザのコメント