あの手この手の試行錯誤、息をのむ活劇

題名をみると、QRコード周辺のビジネスモデルの分析や解説だと思うでしょう、フフフ。 ところが・・・・・・・ モノをうみ出していく人の苦労、あの手この手の試行錯誤、長年の歴史に、息をのむ活劇の展開が。。。 この本の醍醐味はコレだ! とワクワクしながら読みました なぜ、こういう硬いおハナシをこんなにおもしろく 書けるんだろう??? 疑問が浮かびます 本の帯には50年にわたる来歴を匂わせる言葉も かかれていますが、 筆者は聞き取っての来歴だけでなく、 そのうちの幾十年かはリアルタイムで その流れを実際に味わわれたのかもしれません 登場する方々の行動が読者にいきいきと 伝わってきているのはその成果なのでは、 と勝手に感じました (この手の書では異例かもしれない念入りな序文からも、アツさが伝わります) ぜひとも、読まれることをおすすめします 【ネタばれしない程度の感想:新しい技術、要素となる手段、について。。。】 新しいことを会社組織の中で始めるには理解が得られるまで時間がかかったり、逆風にさらされつづけたり、というのを体験される方がすくなくないのでは、と思います QRコード開発前夜というか、使用開始に至る叙事詩というか、苦労の積み重ねの話が詳細、生々しくて読んでいて引き込まれます 開発、新手段導入、といっても技術をつくりあげるだけでいいのではなく、人員確保、予算、組織、社内外の連携、思わぬ広い層のステークホルダーの説得、など、大変な手数を踏むのだなぁ、ということが当時の裏話数々の記載からうかがえます