著者は、私が敬愛する杉浦日向子さんが呑々シリーズの大阪紀行で案内役を務めた。その縁で本書を購入。『通じない日本語』を読了したので読んでみた。若者の間で新たな大阪弁が生まれている。そこには単語の省略や、標準語との混交が見られ興味深い。また「せんでもいいわ」が「しんでもいいわ」へと自然に変化し、「死んでもいいわ」へと誤解される様は、まさに通じない日本語だった。桂米朝師匠や枝雀師匠の上方落語が好きで音源を探して聞いているので、古い大阪弁もすんなり理解できた。