フラガール

この作品は、全ての世代が安心して楽しめ、感動の涙溢れる日本映画の傑作ですね。 小学生以上の学校映画会やイベントでぜひ放映してほしいなぁと思いました。 よくある実話の映画化なんですね。 炭鉱の危機を救うべく企画されたハワイアンセンター創立の物語で、 そのメインとなるフラガール誕生の感動ストーリーです。 この作品が素晴らしいのは、それぞれの登場人物の背景がていねいに描かれる点です。 みんなそれぞれにそれぞれの苦悩があり、 その苦悩を打破すべく生き抜こうとする姿が素晴らしく、感動を呼ぶのです。 素人娘にダンスを指導する平山まどか。 やさぐれた彼女がフラガール誕生に向け、徐々に自分自身を再生させていく姿が胸を打ちます。 男勝りな彼女を松雪泰子が見事に熱演していました。 また、最初は気の進まなかった紀美子が見つけるダンスに生きる道。 親友との決別、母親との確執、まどかとの対立を乗り越えて大きく成長する彼女に拍手喝采贈りたいです。 まどか役、蒼井優の演技の素晴らしさはもとより、 親友役の徳永えりの存在、役柄がこの作品のキーポイントだと思います。 フラガールに一番やる気を燃やしていた彼女の思い通りにならない人生。 そのどうにもならない涙溢れる別れのシーンでは、最高に感動してしまいました。 三枚目役のしずちゃんや岸辺一徳も光っていましたね。 事故死した父親を思いながら「踊らしてくんちぇ」と涙ながら訴える姿。 「いい女になったね」とまどかとわかれる姿。 それぞれに名シーンです。 その他の出演者もそれぞれに味があり背景が見えてきます。 全てが感動呼ぶ名シーンの連続ではないでしょうか。 まどかを駅に追っかけ、フラダンスでメッセージを伝えるシーンも…。 そして最後のダンスでは、涙腺が完全にゆるみ、感動の涙が止まりませんでした。 エンドロール、ジェイク・シマブクロのメインテーマも後味よく、余韻に浸れる名曲です。 この感動をぜひ、みんなで分かち合いましょう!!