あくまで哲学的な話を読むつもりで手に取った1冊。 しかし赤瀬川源平氏の意図にはまったのか外れたのか不明ですが、もしかして赤瀬川氏の言っているのは、犬は人間よりもずっと世界を幸せに有意義に把握しているのだ、という結論ではないか? と感じました。 我が家の亡くなった犬が生前に見つめていたものは何だったのだろう…と思い、不意に涙がこみ上げました。 鉛筆描きの温かみのあるイラストの、満足げな犬の表情が、あの子はこんなふうに幸せを感じていたかな…と考えさせられました。 いや、これがこの本の本質なのかどうかはわからないんですが…。