さすが西炯子

猫漫画が好きで、そのノリで購入したのですが、よい意味で裏切られました。 拾われた猫が重ねる年齢を時間軸にしていますが、描いているのは家族の変化。エリートの父、専業主婦の母、できる姉、おっとりした弟…。 彼らが変化していくのは父親がクズだから…と言ってしまえばそれまでですが、息子の猫を遠くに棄てておきながらペットショップを眺めたり、落ちぶれて泣きながら娘に言った台詞とか、彼なりの「理想の家族像」を大切にしたい気持ちがあったのかな。 林檎のシーンの演出はゾクッとしました。この辺が西炯子って感じです。