表題作の主人公の女性は東京の西のはずれの農家出身ですが、その地元は都内とは思えないほど男尊女卑の風潮が強いところだった・・・ネット上などで言われている「原始社会から古代社会への移行期に、男子が農業生産において決定的優位を占めたことが家父長制の発生原因」という説とも合致しているようです。「ボルボ」は中高年の人間模様をほろ苦い笑いで包んだ作品。「ロケバスアリア」は、古希の女性のバイタリティーに呆れつつ読んで行くと、思いもよらない結末にハッとさせられます。