買ってよかった!
レビューが少ないですね。すごくいい本なのに・・・。
斎藤先生の本は何冊か読みましたが、こちらが一番好きです。ACを自覚し、共依存、嗜癖を知った後、回復に向けてどういった事をやっていけばいいのか、自分の欲しいものすらわからない、「自分がない」自分にとっての、教科書です。
嗜癖研究の第一人者とあって、抑圧、嗜癖からの解放の指南・・・って感じでしょうか。読みやすくて、先生の優しさを感じる本です。
「パワーゲームを降りるための10のステップ」は、ワーカホリック、摂食障害者、買い物依存の人だけでなく、良妻賢母であること、男らしくあること・・・などに執着してしまう人にも使えるようです。
下線だらけですが、私が赤線を引いた箇所は、
・「嫉妬や恨みといった長期にわたる感情は押し殺さないこと。抑圧に成功したと思っていると、後に、恐怖症、脅迫、嗜癖といった「無意識の言語」という考えてもみない破壊的な行動に走るのです。」
・「過食、自傷、どれもあなたのやってることは全て、自分を守るためにやっていることです。愚かに見える事でもちゃんと意味があって、それは「生き残る」ための必死の努力なのです。」
・お釈迦様も、断食、ひたすら座るなどの難行苦行をした結果、最後は牛乳で炊いたおかゆを食べてやめてしまいました。 過食、拒食症などの人なども、現代の難行苦行者といえます。それを通り抜けた時には、もう悟りを開いたようなものです。きっとこの時代を生きる知恵を身につけてるにちがいありません。
嗜癖の原因から悟り。光が差した感じです。
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