中途半端な失敗学

歴史の失敗学という割には、分析にかけている感がする。結果論は誰でもいえるし、あまりに評論家的過ぎる。失敗するにいたる心理的分析、その背景なども含めて書き記すべきではないかと思った。その意味では、単なる読み物でしかなく、いまさら言われなくともという内容が主なものであった。普段、歴史物を読んでいない人にとっては面白いかもしれないが、歴史好きな人にとっては物足りない本だと思う。