ものすごくグロテスクなので、なかなかお薦めは出来ないけれど、不思議と雰囲気に陰気さが全くなく、むしろ陽気で脳天気で可愛らしかったりするという、ほんとに独特の世界観で展開する女性作家林田球さんのこの作品、今回は分厚い! 悪魔と魔法使い、人間の三つ巴の世界の中、謎が謎を呼ぶ展開をどうやら収束し始めていて、割と説明的台詞が多かったりもします。20巻で終わらせるつもりなのかな……? 全体的にはグロいけれど、実は、林田さんの描く「顔」が、男性女性キャラ共に、多分現在活躍中の漫画家の中で一番好きです。可愛らしくカッコ良くて、マンガマンガしていない。所謂大友チルドレンかな?ちゃんと「鼻」がある。勿論「華」もある!