経営の神様と呼ばれる松下幸之助が、体験から得た商売の心得をエッセイ風にまとめた本です。この「心得帖」はシリーズ物で、他にも「人生心得帖」等5、6冊ある中の1つのようです。 今から40年前に発行された本です。そういうこともあってかこの第2版は枕草紙等古典の本のようなしぶい装丁になっています。 現代においては古くさい感じもしますが、商売人(経営者)として心得ておくべき根本のところは時代は変わっても、現代においても通じる内容だと思います。 いくら偉人が書かれた本でも、時がたてば古いケーススタディーになってしまっているところもありますので、現代においても変わらない不変のところは受け入れ、変わっているところはそれぞれが現代の実情に合わせて修正・プラスしていけばいいと思います。 最後のほうに当時の日本の実情を憂えておられるところがありましたが、それがまさに現在の日本においてもなんら変わることなく予言のように言い当てられているようなところもあり驚かされました。 ボリュームのある本ではない(110頁くらい)ので2時間もあれば完読できます。